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愛知万博への参加
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「日中韓・環境見聞館」〜東アジアの環境を伝えた25日!
はじめに 〜 万博出展への経緯
「愛知万博」が初めて語られたのは1988年10月、当時の愛知県知事、名古屋市長、中部の財界人が集った席で、2005年の万博開催構想を推進することで合意したときからだと言われる。それから1年と数ヶ月を経て、瀬戸市南東部地区が万博会場の候補地に選定され、「海上の森」が脚光を浴びるようになる。
海上の森とは、「瀬戸市にもこんなに深閑と広がる森があったのかと目を見張らせる辺境」であったという(曽我部行子「市民の目線で」『市民参加型社会とは』)。その緑豊かな森を万博会場として開発し、万博終了後には住宅地として利用する計画が作られ始めた。森を守ろうと、地元の人びとが立ち上がったのも、この頃からだった。
地元の市民や環境団体が、県の計画を批判し始めた。「環境を破壊しておきながら、何が環境万博だ」と多数の声が行政に届けられ、パリにある万国国際博覧会事務局(BIE)にも、2005年の万博開催地として愛知を選ばないよう、多くの請願が寄せられた。
1997年、反対派の奮闘及ばず愛知県での開催が決定したが、地元の活動家に加え、国際的に影響力を持つ環境保護団体など多くの人びとが尽力した結果、会場は、主に愛知青少年記念公園という既存施設を利用する形となった。この計画変更には、「愛知万博検討会議」が果たした役割が欠かせない。
「愛知万博検討会議」は、協会関係者・地元住民・大規模環境保護団体・学者など、異なる立場の人びとが顔をあわせ、万博について話し合った場である。だが、検討会議の成果は、会場の変更のみではなかった。この会議が会場計画について話し合うだけであったなら、事務所を東京に置き、主にインターネット上で活動をする言わば「よそ者」の私たちが関与できることは限られている。ところがこの検討会議をきっかけに、今後の可能性へとつながる道が切り開かれたように見えた。
単なる「賛成」や「反対」のみでなく、それらをも含めた話し合いの場ができつつあること、そして「私たちのまちをどうするか」という根本的な問いを1人ひとりが模索しつつ動いていくような、新しい環境を考える胎動を愛知に感じた。
2003年、愛知万博「地球市民村」への出展募集の案内を受け、上記の可能性を理由に、当団体は応募に至った。意見の異なる人びとからは「売名目当てでビッグイベントに便乗するいい加減な団体」と非難されるリスクもあった。しかしそれ以上に、“変わってゆく愛知”に魅力を感じた。反対はあれど、未来に向けた動きが始まりつつあるのであれば、ぜひその動きを広く伝えるとともに、その一部として応援していきたいと思った。
地球市民村に出展し、動いていく愛知をリアルに各国に伝えることができれば、きっと次回の上海万博、そして各地に根を下ろすであろう私たちの今後のまちづくりにおいて、得るものが多いのではないか――。こうした認識のもと、当団体は地球市民村の出展団体に応募し、9月にパビリオンを運営することになった。
プログラム
パビリオン内で展開したプログラムは、以下の通りです。
“おどろ木!”を育てよう! 
日中韓の環境に関する“おどろき”の豆知識を紹介。 ⇒ 詳しくはこちら
[PDF 753kb]
東アジア環境映像劇場 
日中韓の環境問題の現状を伝えるスライドショーを上映。 ⇒ 詳しくはこちら
[PDF 806kb]
東アジア環境ニュースステーション 
日中韓の環境問題をニュース番組仕立てで紹介。 ⇒ 詳しくはこちら
[PDF 765kb]
クイズ!約100人に聞きました 
日中韓の市民の環境意識を街頭調査。その結果をクイズ形式で紹介。 ⇒ 詳しくはこちら
[PDF 511kb] (おまけ)
滅びゆく東アジアの仲間たち 
絶滅の危機に瀕する動物の今をクイズとパネルで紹介。 ⇒ 詳しくはこちら
[PDF 862kb]
私も環境メッセンジャー! 
日中韓の環境への想いを、Webとパネルで伝達。 ⇒ 詳しくはこちら
[PDF 2,272kb]
メッセージペンダント 
エコ粘土で環境への想いを形にして表現。 ⇒ 詳しくはこちら
[PDF 297kb]
メッセージボード

パビリオン見取図・展開図
⇒こちらもどうぞ
[PDF]
ワークショップ&イベント
中国・韓国の環境NGOが見た「愛・地球博」(9月4日)
⇒ 詳しくはこちら [PDF 235kb]
国際会議「“愛知万博”から東アジアの環境協力を考える」(9月5日)
⇒ 詳しくはこちら [PDF 185kb]
ワークショップ「中国の動物を知ろう!〜ココシリからの便り」(9月10日)
⇒ 詳しくはこちら [PDF 642kb]
大地に響けアジアの音〜よさこいアリラン〜(9月11日)
⇒ 詳しくはこちら [PDF 671kb]
ワークショップ「韓国式でエコな染め物体験」(9月17日)
⇒ 詳しくはこちら [PDF 653kb]
大地に響けアジアの鼓動〜茉莉花二胡合奏団〜(9月23日)
⇒ 詳しくはこちら [PDF 672kb]
キャンドルナイト(9月23日)
⇒ 詳しくはこちら [PDF 124kb]
ありがとうございました!
催事協力:はなこりあ/シナウィ/朴保/茉莉花二胡合奏団
協賛:株式会社トンボ鉛筆/中部電磁器工業株式会社
⇒ 詳しくはこちら
協力:R2001NPO/久米繊維工業株式会社/有限会社国枝建築
「日中韓・環境見聞館」運営組織関係図

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韓国環境運動連合(KFEM:Korean
Federation of Environmental Movement)
1993年設立。8万人以上の会員と全国50以上の支部をもつ韓国最大の環境NGO。気候変動、核・エネルギー、湿地保全などに取り組む。
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緑色北京(GBI:Greener
Beijing Institute)
1998年設立。インターネットを活用した環境保護運動を展開中。また、チベットレイヨウの保護活動や、内モンゴルでの環境保全活動も実施。
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はなこりあ
日本のよさこいと朝鮮半島のアリランのコラボレーション「よさこいアリラン」(作詞作曲:朴保)を演舞曲とするダンスチーム。国籍・人種・言葉・年齢・性別にこだわらず、よさこいアリランの想い、ワンコリアの願いをひろげている。
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茉莉花二胡合奏団
愛知学院大学の朱新建さんが率いる日中混合チームで、音楽を通じた日中友好を願って演奏活動を行う。
海外スタッフからのメッセージ
●愛知万博に関するKFEMの活動家からの評価レポート(呉
泰勲(OH, Jude)) [PDF]
●韓中日NGOと地球市民の出会いを通じて東アジアの環境の過去、現在、未来を見る!!(安
昌娟(Ahn Chang Youn)) [PDF]
ボランティアスタッフからのメッセージ
●ありがとうございました! [PDF
936kb]
●スタッフアンケート結果
万博出展前後のできごと
こちらをご覧ください。
リンク集
グッズ紹介
こちらをご覧ください。

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