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地球温暖化、大気汚染、越境ごみ……、東アジアの自然環境はつながっていても、お隣の国、中国や韓国と私たちは、言葉の面ではかけ離れています。各国で環境問題に取り組む人びとがお互いの知恵を持ち寄り、協力して問題を解決するためには、まずお互いのことを知らなければなりません。

でも、中国語や韓国語を自在に操れる人はそうそういるわけではありません。環境問題の現場にいる人は、必ずしも英語が話せる“エリート”ばかりではないという現状もあります。この言葉の壁を乗り越えて、東アジアにまたがる環境問題を解決しようと、日本、中国、韓国のNGOが立ち上がりました。

各国の環境情報を3言語で発信・共有することで、お互いの国のことを深く知り、活動につなげていきたいと考えた各国の団体が、インターネットを利用して情報・経験を共有する日中韓環境情報共有サイト“ENVIROASIA”を開設しています。

東アジア環境情報発伝所は、このプロジェクトを遂行する日本側の団体として2000年12月に任意団体として設立され、2011年から得て非営利活動法人として新たなスタートをきりました。ENVIROASIAのほかにも、中国と韓国のNGOと共同で、東アジアの環境協力を進めるためのさまざまな活動を展開しています。

→東アジア環境情報発伝所の活動はこちらをご覧ください。