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日中韓環境情報3言語サイト“ENVIROASIA”の運営本格化

2002年秋に開設したウェブサイトを中国、韓国の環境NGOと共に共同運営し、毎週情報を更新して3カ国の環境情報発信に努めました。

第3回 東アジア環境市民会議 & スタディツアーの開催

2006年が水俣病公式確認から50年という節目の年であると共に、中国で水汚染に起因する健康被害が多発していることから、中国陝西省西安市において「水汚染と健康」をテーマとした第3回東アジア環境市民会議を開催しました。(9月16〜20日)

日本からは水俣病、新潟水俣病の被害者救済に携わったNGOメンバーをはじめ中国の環境問題の研究者などが、韓国からも洛東江のフェノール汚染事件などに奔走した環境NGOメンバーが参加し、中国各地から集まった水の汚染について活動する環境NGOメンバーとの議論を深め、日中の環境NGOの間で、“水俣病”経験継承事業を進めることが合意されました。また、西安市郊外の水汚染の現場視察などのフィールドワークも実施しました。(会議参加者:約100名)

詳しくはこちらをご覧ください。→案内ページ/報告(前編後編

第6回 日中韓運営委員会の開催

中国・西安において、これまでのプロジェクト評価と今後の活動について話し合いました。

E-waste 流出対策プロジェクト

2005年11月に、日本から輸出されたE-wasteのリサイクルによる環境被害の現場視察(中国浙江省台州市)を実施して以降、日本の家電リサイクル法改正についての議論が審議会で始まったことを受けて、FoE Japan、循環型社会システム研究会など他団体とも協力し、第3回審議会でのヒアリングへの参加や、「家電リサイクル法改正市民フォーラム」を開催(12月1日)するなどして政策提言を行いました。

また、アジア各国の廃棄物政策担当者が集まった「アジア3R推進会議」(10月30日〜11月1日)が東京で開催されることを受けて、中韓米の環境NGOメンバーと共に、「アジア3R市民フォーラム」を開催(10 月29日)し、提言をまとめ、政府会合の場でも招待を受けて、E-waste 対策の推進などの政策提言を行いました。(→詳細

以後も中国の環境NGOと連繋し、現地の情報収集に努めています。

言語支援事業

環境問題に詳しい通訳者・翻訳者の派遣や、国際会議の開催に伴う資料翻訳やコーディネートなどの言語支援事業を行いました。

  1. 日中韓植樹ウォークのコーディネート(主催:アースデイTOKYO 実行委員会)
     3ヶ月にわたって中国−韓国−日本で植樹をしたポール・コールマン氏を各国で支援する体制を整えました。(→詳細

  2. 第7回 日中韓ワークショップの資料翻訳および国際会議コーディネート(主催:持続可能な都市のための20%クラブ)
     岩手県葛巻町での国際会議の開催に伴う資料翻訳や会議補佐を行いました。(→詳細

米日中韓国際ワークキャンプ“チャイナ・サマー”の運営協力

アメリカの団体(American Friends Service Committee)が中国で実施(7月25日〜8月21日)した国際ワークキャンプに関し、日本の窓口として参加者の募集・選定・派遣を担当しました。

水俣病に関する学習会の開催

熊本日日新聞社の亀井宏二記者を招いて、水俣病に関する情報発信について学習会を開催しました。詳しくはこちらへ。